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ド ロ ッ プ ス .
第10章 スイーティー味
『あの時は私も流石に取り乱した。
幼き主は冷たき私の中で苦しんでいるというのに、
…私の力では見守る事しか出来ないのだから…」
(この声はいったい誰なの?
なんで私の小さい頃の大事件を知ってるの?)
『だから私は、
天を仰ぎ近くの水田の神に叫んだ…助けてほしいと…
私の慈しむ幼き子を助けて欲しいと!!』
ここで川で溺れている私の姿は消え、
祖父が田んぼで作業をしている場面に切り替わった。
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