第9章 バナナ味
私が話しかけたのは、
収容所の監視員の雫くんだった。
雫
「もう…良い人みつけた?」
佐藤
「(*´ω`*)」
(嬉しいな(●´ω`●)
知り合いが居るってだけで
凄く安心する〜)
佐藤
「いぇ、実はまだなんです(*´ω`*)
雫くんは見つかりましたか?」
雫
「…一方的に好いている女性はいるんだ…」
"トクトクトクトクっ"
←雫くんの空になったお猪口に、
お酒をなみなみと注ぐ…
でもお酌なんて父さんにしかした事がなくて、
合っているかは微妙なところだ。
佐藤
「え!?どなたですか〜(●´人`●)」←女子全開中
雫
「それは……」