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ド ロ ッ プ ス .
第1章 いちご味
(早く起こしてお家に帰らないと…
こんなに汗びっしょりだと風邪ひいちゃう💦)
私は本格的に拓巳くんを起こすべく立ち上がった。
佐藤
「拓巳くん!拓巳くん!!
そろそろ帰ろう、ほら朝になっ……………」
眩しいであろう空を指差ししようと、
軒下から空を見上げると…
私は……驚いた。
佐藤
「え…嘘………」
聴覚では"朝そのもの"だったのに、
空を見上げれば"夜空"だった。
(そんな……)
私はとりあえず、
拓巳くんを起こすのは後にして
携帯を開いて時間を確かめてみる。
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