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ド ロ ッ プ ス .
第6章 パイナップル味
"タッタッタタタタ…バタンッ!"
雫
「……こ……これは………」
広間の中央で、
着物がはだけた状態のあの娘と…
その横で、放心状態のツバキが天井を仰ぎ見ながら
へたり込んでいた。
「雫様!!」
モルモットの女達が一斉に声をあげる。
雫
「分かってるよ。分かってる…」
(優しい娘が死ぬのは…嫌だ…
それに何より…白夜様が気にかけてる者をみすみす死なせられない。)
僕は娘の薄桃色の無垢な唇にキスを落とした。
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