第1章 いちご味
"ピンポーン"
辰巳くんとの約束時間丁度に、
家の呼び鈴が鳴った。
佐藤
「きっと辰巳くんだ(*´ω`*)
行ってきまーす!」
母
「佐藤!楽しんで来てね!」
父
「…お前は抜けてるところがあるんだから
気をつけるんだぞ…それからあまり遅くなるな。」
佐藤
「はーぃ(´-ω-`)」
私は、
両親に見送られ家の外に出る…
辰巳
「よっ!さっきぶり!!」
玄関の戸を開けて外へ出ると…
私服姿の辰巳くんが立っていた。
佐藤
「迎えに来てくれて……」
辰巳
「(#´⊙口⊙`#)うわ!!」
佐藤
「ん?」
辰巳くんの様子がおかしい。
私の姿を見るなり動きが止まった。
佐藤
「辰巳くん?どうしたの??」
辰巳
「あっ…あ………いや……////
それより…はっ、早く行こ!!」
佐藤
「ん?うん!」
私達は待ち合わせ場所…山裾神社の近くにある橋に向かった。