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Hortensia ◇◆イケ戦コラボ◆◇

第1章 藤紅之紫陽花



風が、遠くのお囃子を少しだけ運んでくる。
強く吹いてしまえば聞こえなくなるほど小さい音で。

「行くか?」

「いいの!?」

「あぁ」

「やったぁ!」









半刻前――――

たまたま針子部屋を通りがかったときに、の話が聞こえた秀吉は、気落ちするを夏祭りに誘ったのだった。
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