第6章 将来の約束▽黒崎 一護
「千穂、俺はお前が好きだ。……まだ俺は皆を、お前を護れるくらい強くねぇ…だから、その日まで俺を支えてくれねぇか」
「今でも充分、強いくせに。…言われなくても支えるよ…だって、一護の傍に居たいもん」
優しく俺に笑みを向ける千穂の頭を撫でる
「それに、その日までじゃなくて…ずっと一護を支える」
「あぁ、頼む。……将来、俺の奥さんになってくれるか?」
「食いしん坊な私でも良い?」
「食いしん坊なお前が良いんだよ」
「ふふっ…お願いします」
ベッドに腕をついて千穂と唇を重ねる
「好きだ、千穂」
俺の言葉に嬉しそうな顔で微笑むこの顔も好きだ
お前の将来の苗字は、必ず黒崎だからな―…