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スローダンス【アイナナ/R18/百/天】

第5章 ボクはキミを




一方、ナギの部屋では、シチューと王様プリンをたらふく食べた残骸が広がっていた。

千は壮五の相談を聞き、百と零はナギにスペシャル・ミッションを手伝ってもらっていた。


「ナギ!こっちにもサイン書いて!宛名はカオルちゃんへ」

「OH……スペシャル・ミッションぽくないです…非常に地味です…」

「んなこたあない。このサイン付きグッズのおかげで、世紀のイベントが起きるから!」

「WHY?」

「まだ秘密。キスマークも入れておこうか。零、ナギに口紅塗ってあげて!」

『はい』

「ナギ、これにぶちゅってして!」

「OH……自分のブロマイドにキスとは……非常に倒錯的な…」

「オレのブロマイドで練習する?ちゃんとムード作ってチューしてくれる?」

「OH……!零のがいいでーす!!」

「だーめ!ブロマイドだろうと零の唇はモモちゃんのものだから!」

『いつ百のものになったわけ?ナギ、ごめんねー、変なこと頼んで。でもお願い!』

「アナタのためならば……全力で頑張りまーす!」



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