第16章 眠れない夜
夜ー・・・。
pipipipi
pipipipi
pi
「もしもし?高尾君?」
高尾『よっ!!』
「どうしたの?・・・って、私の番号誰から聞いた!?」
高尾『今吉さんからーww』
勝手に教えられました汗
高尾『なぁなぁ雅ちゃん!今度カラオケいかね?』
「・・・・え?」
高尾『え?っじゃなくて!カ・ラ・オ・ケ!!KARAOKE!』
「・・・・・・」
高尾『雅ちゃん・・・?」
う、う、う、
嘘ぉぉーーーーーーーーーーーー!?
か、カラオケって・・・あのカラオケですよね。
歌うたってジュース飲んでタンバリン叩いて←
は、恥ずかしながらこの雅、カラオケなど人生で一度も行ったことがないのです・・・泣
中学の時はダメだったし、高校では友達なんてあんまいなかったし・・・存在だけ知ってました。←
高尾『で?行く??土曜なんだけど』
「い、行きたい!!」
こんな機会、めったにない!
高尾『良かった!じゃぁ皆も誘っとくわ!』
「うんっ!!ありがと・・・ん?」
高尾『じゃねー・・・!』
「あの、高尾く...」pi
あ・・・切れちゃった。