第15章 先輩、あのね。
日向「・・・は?」
先輩の箸が止まった。
日向「ホントに・・・?」
「はい・・・。」
日向「お前、大丈夫なのか?その、高校の時のこととか・・・平気か?」
「大丈夫ですよ!!何心配してるんですか!」
日向「だ、誰も心配なんてしてねぇダァホッ!」
心配してましたよね・・・w
「変えていこうと思うんです。少しずつ。」
日向「は?」
「・・・先輩、あのね。私、いくら頑張ってもこの性格とか変えられないって、諦めてました。一人で。」
日向「・・・。」
「でも、協力するって言ってくれた人がいるんです。私の性格も。嫌な過去も。変えるって!」
日向「へぇ」
「私、だからちゃんと向き合います。もう一人でうじうじするのも頑張って控えます!!」
日向「できるかねぇ」ニヤ
「が、頑張りますよ!!!」
日向「フッ おう!頑張れ!」
そういって、先輩は私の頭を撫でてくれました。