第90章 決断
寮に帰り、一人部屋で寝転がった。
日向先輩はどこかに行ってて、不在だった。
居ても、相談はしなかっただろう。そんな気がした。
桃ちゃんに言われたとおり、
思い出してみるか・・・。
今までのことをー・・・・。
気がつくと短い針が八を指していた。
部屋に着いたのは六時。約二時間ぐらい考えてたのか・・・。
驚いたことに、桃ちゃんの言うとおりだった。
私にとっての一番。私にとっての正解がでた。
もう誰になんと言われようと、
この想いは変わらない。愛おしい。確かにそう思ったんだ。
彼のこと。
そう、
私はー・・・!