第73章 私をかけて!?
今吉「なんや小倉。運動音痴のくせに卓球なんかやってええの?」
さっきまで卓球の試合をやっていた今吉先輩が皮肉を言う。
「ほ、ほっといてくださいよ!//」
そして何故かムキになる私。
笠松「慣れれば結構楽しいぞ。これ」
「いいなぁ。うまくできて・・・。」
玲央「人それぞれに得意不得意があるものよ。仕方ないわ」
氷室「それより、もう終わりかい?せっかくだし、俺はもうちょっとやりたいんだけど・・・」
ラケットを持ちながらしゅんとした表情でこちらを見てくる。氷室さん特有のおねだりがきましたよ・・・!
これに弱いんだよなぁ私。
玲央「何言ってるのよ。雅のことも考えてあげて。ここは部屋に戻って、ゆっくりご飯でも・・・」
高尾「んーいや!」
「「「え?」」」
高尾「ここは卓球やろうぜ」
伊月「高尾・・・でも雅が、さ。」
高尾「だーかーらー!俺が言いたいのは雅も楽しめるような卓球をやろうってことっすよ!」
「私でも楽しめる・・・?」
高尾君がいたずらっぽくにやっと笑った。