第70章 初詣ですー!
さて、体も暖まったところで、
お賽銭をしましょうか。
もちろん私は・・・
「5円!」
氷室「? 5円、かい?」
それだけ?と言いたげな氷室さん。
「ご縁があるようにーという意味をしてるんですよ」
氷室「なるほど。じゃぁ俺も5円にしとくよ。・・・って、ご縁って例えばどんな?」
「えっ・・・」
今吉「そりゃぁ氷室。小倉も年頃やし、恋愛かなんかやろ」
高尾「えぇっ!?雅好きな奴いんの!?」
「いないよっ!!」
高尾「だよな・・・」
ほっと安心したような、残念だというような
表情をする高尾君。
うーん・・・・。
「で、でも・・・誰かを好きになってみたいっていう、気持ちは、あるよ?」
高尾「おおおーーー!!」
氷室「願い事しっかりしなくちゃ。」
伊月「そ、っか。小倉、そういう気持ちはあるんだもんな・・・」
告白済み組は急に気合を入れ始めた。
余計な一言だったかな。私。←