第59章 リフレッシュしよ?
=雅side=
高尾『ってな訳でー・・・どう?行かねぇか?』
「うん・・・いいよ。」
高尾『マジで!?っしゃ!んじゃ、1時に駅集合な』
「分かった。」
高尾『・・・なんか元気ない?』
「え?」
高尾『いや、声がいつもと違うから・・・平気か?』
「な、なんにもないよ!そう聞こえたらごめんね?」
高尾『んー、いや。体調悪いとかだったら無理すんなよ?』
「全然元気だよ!じゃ、またね」
pi
・・・・・
「うわぁ・・・。」
高尾君にまで気遣いさせちゃった。
なにネチネチしてんだ私は。
しっかりしっかり!!
そうだよ、久しぶりの遊園地だもん。
ここは楽しんで忘れちゃお・・・・
伊月「なんで好きになっちゃったんだろう・・・」
・・・・・
忘れれる訳ない。あの台詞、あの震え声、あの涙。
・・・伊月さんは今なにしてるのかな。
告白したこと後悔してないかな。ずっと部屋に居たりして。
あー・・・。考えてると心配になってくる。
って、今会ってもなんも出来ないしなんも話せないよね、きっと。・・・・でも
せめて今日だけは笑顔の私でいよう。