第55章 ハロパー!!
今吉「とは言っても布団足んないで。こんな大勢の人数分の布団なんて用意してるわけないやろ」
笠松「別に俺床でもいいぞ」
伊月「お、俺も・・・ソファーとかでよく寝ちゃうし。」
今吉「ならええんやけど・・・。ワシだって一人暮しの身や。布団どころか、ベッドが1つあるだけやで」
氷室「じゃぁ・・・」
花宮「8人中1人がベッドってわけだな。」
そのセリフと同時に皆さんが私の方を見てきた。
「・・・わ、私は床でいいですよ?」
玲央「なに言ってるの雅!女の子が床で寝たりしたら風邪ひくじゃない!」
「それは皆さんも一緒じゃ・・・」
玲央「いいえ。女と違って男は案外平気なのよ」
「・・・・。」
どんな理屈ですか。私だけそんな良いようにされるのも申し訳ないですし・・・
「ここはわざわざ泊めてくださる先輩がいつものように」
今吉「んー・・・。」