第53章 Let`s cooking!
帰宅後、日向先輩もバスケが終わってたらしく
私の部屋で今日の事を話した。
日向「本当に女ってそういうお菓子とか好きだよな」
「ちょっと先輩!玲央さんは男ですよ?」
日向「あぁ、そうだった」
私はこの時間が好き。
日向先輩と話をしてると、なんだか親と話してるみたいで。
懐かしい感じがします。
「あ、そうだ。さっき玲央さんからこれいただいたんです」
日向「なんだ?野菜か?果物か?」
「それはよく分かりませんが・・・。開けてみますね」
袋を開け、中をだすと・・・。
「これって・・・?」
中から出てきたのは・・・そう、あれです。世に言う・・・
日向「コスプレ・・・?」
「え、えぇぇぇ!?」
玲央さん、まさか私にこれを着ろと!?そういうの好きな感じですか!?ふぇぇ・・・。ちょっとこれは・・・。
日向「魔女か。ハロウィンシーズンだしプレゼントってことじゃね?」
「あっ・・・!もしかしてそれでお菓子作りを!?」
日向「あり得るな!明日とかにハロウィンパーティー企んでんじゃねぇの?」
「そ、そういう意味ですか・・・アハハハッ 楽しそう」
日向「楽しんで来いよ。」
「はい!」
そんなやり取りをして、日向先輩は自室へと帰った。