第37章 なんか・・・いやなのよ。
=花宮side=
丁度目が覚め、イマイチ気分が晴れないため
川に顔を洗いに行ったら・・・
玲央「雅が誰かを好きになるなんてなんか・・・嫌なのよ!」
・・・
朝から気分悪い台詞を聞いちまった。
なんだよそれ。
愛の告白?フハッ もはや苦笑いしかできねぇよ。
・・・やっぱりあいつ・・・小倉の事・・・
ま、小倉の事なら真にうけねぇだろうから
知ったことじゃねぇけど。
・・・・・・・・・・・・・。
なんで足が動かねぇんだよ。
なんで川に行きづらくなってんだよ。
なんで朝からこんなっ・・・・。
なんでっ・・・・・・。
その時、
一瞬玲央と小倉が並ぶ姿が目に入った。
なんで・・・
こんなにイライラすんだよ。