第25章 はじめよか。
=花宮side=
玲央「でも意外ね。」
花宮「は?」
玲央「まさかあなたの口から雅の名前がでてくるなんて思わなかったわ。」
花宮「なっ・・・。だってお前ら仲良いだろ。」
玲央「それはそうだけど・・・。誘えるなら他にもいるくらい、まこちゃんだってわかるでしょ?」
花宮「・・・。」
玲央「まさかあなたまで気になってんの!?」
花宮「は?誰をだよ」
玲央「誰って・・・雅に決まってるじゃない」
花宮「氷室辰也と一緒にすんなよ。俺はあんなちんちくりん嫌いだな。」
玲央「でもいい子よ。」
花宮「・・・お前が気になってんじゃねぇの?」フッ
玲央「な・・・」
動揺してんの笑
こいつってそういうのに弱いよな。
玲央「・・・・・そうかもしれないわね」
花宮「は?」
・・・おいおい冗談だろ。
何マジな顔してんだよ。そんなの・・・
俺には関係ねぇけど。
・・・
気に入ったもんは
誰にもゆずる気がしねぇよ。