《モブサイ》サギ師のあなたに脱がされて (霊幻/R18)
第3章 アロマオイルに溶かされて
《ゆめside》
霊幻さんがさらに秘芽を強く吸う。蜜壺もじゅぼじゅぼと責め立てた。
もうだめ。こんなの耐えられない。
身体に力が入る。抵抗しようとしても強い力に押し流される。霊幻さんに責められながら、私は頂上に達した。
「ぁっ、だめぇっ! イッちゃう! イッちゃう! やめてっ! 霊幻さんっ! ぁあんっ、アアッ、ン……ぁああっあああああーーーー!!!!」
ベッドが大きく軋む。身体がビクンビクンと跳ねる。どろどろとした熱い快感のうねりの中に私は放り込まれた。
「ゆめ……」
霊幻さんの優しい声。
私はくたりとベッドに膝をついた。頭が真っ白。何も考えられない。
うしろからカチャカチャとベルトを外す音が聞こえる。
「霊幻……さん……?」
なんとか振り向こうとすると、背中に手を置かれた。
「そのまま楽にしていればいいぞ、ゆめ」
「え?」
「悪いな。もう我慢できないんだ。マッサージの仕上げをするか」
マッサージの……仕上げ……?
突き出したお尻に何かがあたる。オイルを伸ばされ、ゆっくりと移動。蜜口にぐちゅっとあてがわれた。
「え……これって……」
状況を理解するよりも先に何かがぐっと押し入ってきた。
「うっ」
霊幻さんが呻く。
「あ……! あ……! あ……! あ……!」
奥までゆっくりと進む何か。もうわかっている。霊幻さんが入ってきてるんだ。
「ふうっ……」
大きく息を吐く霊幻さん。
「あ……霊幻さん……」
「あ! 悪い! 嫌だったか?」
私は首を振った。
むしろ嬉しい。だって、付き合ってからふたりでゆっくり愛し合える日なんてなかったんだもん。
「霊幻さんのバカ……もっと早くこうしてほしかったのに……」
「ん? どういう意味だ? そんなに肩が凝ってたのか?」
不思議そうな声。
もうっ、頭がキレるくせに女心には鈍感なんだから。
……でも、そんなところも大好き。