第20章 覚悟
合宿2日目は基礎体力作りのロードワーク、学校の周りを部員全員で走り込みをしていた
日向「うおおおおおおおぉ!!!らあああああ!」
鵜飼「日向ウルセェ!!!無駄に叫ぶとあとでへばるぞ!!」
走り込み中、日向は影山に負けるか!と一人で先に走って行ってしまった
「ハァッハァッ……ちょっと翔陽ー!!!って……行っちゃった……」
影山「くそっ、ボケェ日向ボゲェ!!」
ロードワーク中、一人でどっか行ってしまった日向を部員、二人一組になって探す
私は影山とペアにさせるも、今朝のことがあったからあえて違う人と組むように変更した
「翔洋ぉ〜!どこ行った〜!」
月島「ちょっと…恥ずかしいから叫ばないでくれない?」
「でも、そうしないと見つからないでしょー?」
影山の代わりに私は月島と組んだ
月島「ていうか……君、昨日忠告したばっかなのに、何?朝のアレ」
月島は昨日無防備だと注意したばっかの私に、朝、影山が私を抱きしめて寝ていたことを聞いてくる
「イヤ……あれは仕方ないよ……私もビックリしたし……」
月島「………まぁ、君が影山とのペアを拒否した時のあいつの顔が滑稽だったからいいや……クスッ」
「???」
私たちはその後も雑談しながら日向を探せば、菅原さんから日向発見の連絡が入り、そのまま真っ直ぐ体育館へ戻る
烏野高校第2体育館
レシーブ練習
鵜飼「こら!!ラスト一本に何本かかってんだ!!集中しろ!」
山口「もう一本!」
山口へボールが来ると、レシーブが成功。
清水「5本成功。交代です」
へとへとでコート内を出る山口次は澤村
次々とレシーブ練習を終わらせていき、次はスパイク練習。影山と菅原さんがトスを上げていき、それぞれのスパイクを見て、驚き声をあげる、烏養
鵜飼「いい感じじゃねぇか!」