• テキストサイズ

[ハイキュー!!] 地上のアルタイル

第13章 葛藤






翌日、放課後




部活内で顧問の武田先生から重大発表があった。


武田「GW合宿最終日、練習試合が組めました!相手は東京の古豪・音駒高校!」



対戦相手を聞き驚くバレー部員たち。




菅原「音駒ってあの…烏野とずっと因縁のライバルだったっていう…?」




武田「そう、確か通称『ネコ』」



「っ!!!音駒!!?」



影山「お前、知ってるのか?」



「あっ、うん、そこの高校に、2人、知り合いがいるんだ」



日向「ネコ??」



田中「俺らも話だけはよく聞いててよ、前の監督同士が昔からのライバルで、以前はよくお互い遠征に行ってたんだと」


(そうか、その時の試合の事だったんだ、お母さんからよく話を聞いてた・・・・)



菅原「練習試合があると近所の人はみんな見に行ったらしいよ。名勝負!ネコvsカラス!ゴミ捨て場の決戦!って」



月島「…それ、本当に名勝負だったんですか?」


澤村「でも、ここ暫く接点なかったのに、どうして今?」



鵜飼前監督が引退してから音駒との交流も途絶えた。ツテもコネもない武田先生が音駒と練習試合を取り付けるのは相当苦労したはず。しかし、武田先生には無理をしてでも音駒と戦いたい理由があった。

武田「音駒っていう好敵手の存在を聞いて、どうしても因縁の再戦をやりたかったんだ。相手が音駒となればきっと彼も動くはず・・・」


/ 350ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp