第10章 心配
「ん〜?そうだっけ〜?ヶホヶホッ・・・」
影山「・・・・これ、やるよ」
「・・・・飴?」
影山「・・・・そんで、今日はゆっくり風呂入って、早く寝ろ!」
影山から渡された飴には 風邪の時はコレ!のど飴!だと書いてあった
「ふふっ・・・なんか影山、お母さんみたい!」
渡された飴を見て心配する影山とお母さんを重ね微笑む
影山「バッ!!////俺はお前の母さんじゃねぇ!!!」
「冗談だってば〜もう・・・ありがとね、と・び・おっ♪」
照れたように慌てふためいた影山を見れば悪戯っぽく影山の下の名前を呼ぶ
影山「////////」
「それじゃあ、私こっちだから、また明日ね!」
そう言えば影山と反対方向の分かれ道の方に歩いて別れを告げる
影山「・・・・くそっ、なんなんだ・・・」
影山はまだバクバクとしている胸元を抑えれば帰って行く大鷲の背中を見つめてその場に立ち尽くす