第39章 追憶
「おかーさーん!お弁当今日もよろしくねー!」
渚「はいはい、練習前、休憩中、練習後の分でしょ?もうすぐできるからもうちょっと待ってて〜」
「そうそう!いつもありがとう、お母さん♪」
私のお母さん 大鷲渚 35歳 若くして私を生んだらしく、母親っていうよりはなんかお姉ちゃんみたいな存在。そんなお母さんは一応学校教師、兼地域のバレーボール協会のコーチだった
ピーンポーン
渚「あら、もう来ちゃったの?、ちょっと中で待っててもらって〜!」
「はーい!」
いつもより早く家に来た訪問者
黒尾「うーっす」
研磨「おはよ、」
黒尾鉄朗と孤爪研磨、数件隣の家に住んでいる幼馴染だ、毎朝こうして2人は私を迎えに来ている
「もー、私1人で学校行けるって言ってるのに〜」
黒尾「だーめーだ、お前今だに電車乗り間違えんだろ、間違って違う県に行ったらめんどくさいからな」
研磨「そうだよ……はおっちょこちょいなんだから、俺たちと一緒に行かないとダメ。1人は絶対ダメ。」
2人はちょっと過保護だと思った、いや、2人というかお母さんが多分2人に頼んだんだと思う…ごめんね、2人とも。
「じゃあ行って来まーす!」
渚「行ってらっしゃ〜い!」
「さー、今日も1日頑張ろう〜!」