第37章 進歩

急に現れたリエーフにびっくりする日向



リエーフ「日向！」


黒尾「リエーフ、おまえ夜久のとこでレシーブ練やってたんじゃないの？」



黒尾の一言にびくりとするリエーフ



リエーフ「俺、今日は優秀だったんで早めに見逃してもらいました！」


黒尾「ほんとか～？」


「ちょっと私は休憩するかなっ…(また咳も出てきたし)」


そう行った私はコートから出て壁に寄りかかりその場に座る


黒尾「まぁいいや。が休憩すんなら人数ちょうどいいから３対３やろうぜ」


そう黒尾が提案する


その言葉に日向とリエーフは喜ぶ


日向「試合だー！」


赤葦「あのすげぇバランス悪くないですか？」

日向、赤葦、木兎対黒尾、月島、リエーフの組み分けに赤葦は疑問を持つ

日向「うわぁ(東京の強豪のエースとセッターと一緒だ！そして、バーサス月島！)」


黒尾「いいじゃねぇか、昼間やれない事やろうぜ」


日向&木兎「「おぉぉぉ！」


日向と木兎は嬉しそうに角ポジションへと走る


「ゲホッゲホッ……(体力、やっぱりなくなったなー昔から見たら、もう少し練習量増やさなきゃ…)」



黒尾「………」


何度も咳をしている私を黒尾は横目で見る


黒尾「リエーフ！トス見てから飛べって言ってんだろ！リードブロック！」

3対3中、黒尾は大声を出す


リエーフ「あぁ、ういっす！」

フクロウ組の木兎のスパイクを黒尾がレシーブする


黒尾「ブロック、極力横跳びすんな！間に合うときはちゃんと止まって上に飛べ！」

黒尾が月島に指示をする

月島「はい」

「クロナイスレシーブ！！！！(蛍、いつもよりやる気が見える…！！)」

またまたフクロウ組の攻撃。今度は日向


日向「(ちゃんと止まって、上に飛ぶ！)」


月島がまっすぐ上に飛んで、日向のスパイクをブロックした


日向「あぁー！くっそっ！！もういっちょ来いや！」


「あの〜」


試合途中。体育館入り口に梟谷のマネージャーが現れる


「そろそろ切り上げないと〜食堂閉まって、晩御飯お預けですよ？」

その言葉に何！？と驚く日向達


黒尾「腹が減っては戦はできぬ」