第36章 衝突
日向「今のままじゃダメだ、おれが、打たせてもらう速攻じゃダメだ」
「…翔陽……」
影山「それができなかったから普通の速攻を覚えたんだろ————ミスるとわかってる奴にトス上げるつもりは無い」
意見が合わず 日向と影山の関係が少しギクシャクする
その後、ゲームを続けるも烏野18-25音駒で烏野は惨敗
他のみんなも「今のままじゃだめ」という事を日向の発言で痛感する
武田「皆さんはここに居るチームの中で一番弱いですね??どのチームも公式戦で当たったならとても厄介な相手彼らをただの敵と見るのかそれとも技を吸収すべき"師"と見るのか……君達が弱いということは伸びしろがあるということ こんな楽しみな事 無いでしょう」
鳥養「今なんか、先生みたいで頼もしかったぜ!ありがとな!」
武田「あ、僕一応教師なんですが……」
「ナイッサアアアア!!」
「うわー、今のサーブえげつないな……それと……」
「レフトレフト!!」
「ブロック三枚!!」
隣のコートを見ると
鳥養「さすが…牛若同様、全国5本の指に入るエースか…」
「へぇ〜あの人5本の指に入るんだ…」
木兎「へいへいへーーい!!!あっ、今見た?!おれのスパイク!!」
「…………(とりあえず、手だけ振っておこう…)」
遠目から見てるのに視線に気付いた木兎は私を見て大声で話しかける、一応手だけ振っておくと嬉しそうに赤葦に話しかける
木兎「なーなー!!あかーし見た?!いまが手振ってくれたぞ?!」
赤葦「あーはい、多分社交辞令だと思いますけど」
澤村「あれ?日向達どこいった?」
「あ、あれっ?菅原さんもいない!」
他のチームのゲームに集中してたいたら、いつのまにか日向達がいなくなり澤村と一緒に探す
澤村「あ、いた…始まりますよ!!」
澤村は体育館外にいた日向達を発見して次の試合が始まることを伝えれば戻ってくる
「飛雄、どこいってたの?」
影山「あ?…別に……」
日向とは別に一人で外から戻ってきた影山に聞くもそっけなく返事をして影山は次の試合の準備をする
「ん〜??」(いつにも増して顔が怖い…どうしたんだろ…)