第33章 進展
日向がトイレに行っている間、私は影山を部屋へと案内する
影山「お邪魔しまーす」
「狭いけど、どーぞー」
影山「結構、女らしい部屋なんだな」
「お、女だもん!生物上!」
影山「まぁ、そうだけど…お前が男の格好してるとき、すんげー男らしい男だから、なんか違和感すげぇ」
部屋に入った影山は、ジロジロと部屋を見ながらそう言い
「そうかなぁ?男を演じるって大変なんだよ?結構」
影山「あ………」
影山が部屋を見渡した際、部屋の角にあった小さな物干しに可愛らしいブラジャーとパンツが掛かっているのを発見する
「いやーーっ!!/////見ないで!!!」
掃除の途中にきた日向達だったからか、そこに手をつけるの全く忘れて居た私は、掛けてある下着を手に取り布団の中にボサッとしまう
影山「ス、スマン!!」
それを見た影山は少し顔を赤くさせ目を背ける
「あ、いや、私こそゴメン///…」
日向「お邪魔しまーすっ!って、!!何やってんだ?!」
ベッドに疼くまってる私を見た日向は慌てだす
日向「影山!お前まさか!!手を」
影山「ぁあ"?!なんもしてねーよ!!ボゲェ!」
「あああゴメンなんでもないから!!さっ、勉強始めちゃお??」
私はベッドから起き上がればテーブルの前に座り、教材を開く
日向「おっす!お願いしゃーす!」
影山「しゃーっす」
そう行った私の言葉に、影山は私の前、日向は私の横に座る
「えっと、とりあえず英語から始める?」
日向&影山「「うっす!」」
「えーっと、私の英語の教材から始めよっか?簡単なところで、試験範囲から…」
問1)We ( ) ( ) each other for ten years.
「私たちは、10年来の知り合いだ」
「まずは、現在完了だね、この問いからやってみよっか、答え、わかる?」
影山「現在…」
日向「完了?」
「そ、そこから説明しなきゃだめ……か」