第4章 開始
私は月島の発言に怒りを覚え止めようとしたが、それを菅原に止められる。ここで止めてはいけない、先に進まなければとでも言いたげな顔を菅原はしていた
月島「速攻使わないのも、あの決勝のせいでビビってるとか?」
影山「_____あぁ、そうだ、トスを上げた先に誰もいないっつうのは、心底怖えよ_____」
「..................」
トスが上がった先に
スパイカーがいない
(ッ......私も........)
影山の言った言葉で私は"あの日の試合"を思い出していた、眉間には皺が寄り、唇を噛み締め、すごく辛い表情を知らずしていたが菅原はそれを見逃さず
菅原(....大鷲.......?)
と、その重い空気を壊したのは翔陽だった
日向「えっ、でもソレ中学のハナシでしょ?おれにはちゃんとトス上がるから別に関係ない、どうやってお前を打ち抜くかだけが問題だ!」
そういうと日向は月島を指差し、そして試合が再び開始される
ピッーー
キュッキュッ
ダンッ
ドスン
影山「田中さ 日向「影山ぁ!!!」
____そこに、誰も.....
日向「居るぞ!」
素早いスピードでネット前には日向がすでに高く飛んでいた、それをみた影山は驚くも、持ち前の天才なトスでドンピシャに日向にトスを上げ、空振りになりそうになるもそのボールは相手コートに落ち
影山「お前何をいきなり!!!!」
日向「でも、ちゃんとボール来た!!中学の方なんてしらねぇ!–––––––––だから、オレにトス、もってこい!!」
その日向の発言に私は目頭が熱くなる、あぁ、彼らはきっとこれからも大丈夫だろう、そう私は思った–––––––。
この後も両チームの煽り合い、言い合いが続くも、2人は試行錯誤をし、順調に試合は続きついに日向影山チームが勝つ
ピ––––––ッ
3対3 試合終了 日向影山田中チーム 勝利
「こ、このコンビ.....凄い....あんな無茶苦茶な攻撃...見たことないっ!」