第24章 宿泊研修
ゴールデンウィーク合宿が終わった次の日
5/7〜5/9まで1年生は宿泊研修があった
宮城県の山の奥、そこで自炊と野宿(テント)
をする予定らしい
———1週間前のホームルーム———
先生「えー、それじゃあ、1週間後にある宿泊研修の時グループごとに分かれて行動してもらうから、まずは3人1組男女別で班作ってくれ、そこから男女合わせるからなー」
「宿泊研修かぁ〜、楽しみだな〜あ、山口達、一緒の班になろうぜ!」
山口「うん!ツッキー、いいよね?」
月島「別に……」
私と山口、月島は同じ班になった。数分後、クラス全員班が決まったらしく、そこから男女合わせる
宮島「あっ…あのっ大鷲くん!もし、よかったら…一緒の班になってくれない?!?/////」
隣の席の少し照れ屋だけど、小柄で可愛らしい顔の宮島加奈さんが顔を真っ赤にさせながら私を誘ってくれた、もちろん、宮島さんは私が女だといことは知らない
「あっ、うん!俺はいいよ、月島達もいるけど」
山口(えっ、宮島さん達が僕たちのグループに?!)「お!俺も!全然いいよ!」
宮島のグループは他に、モデル体型でクラスのマドンナ的な存在の高橋あかり、いつも授業中男子と煩くして怒られている島田成美がいた
「月島は?いいよな?」
月島「勝手にすれば……」
女子と関わるのが面倒くさそうな月島は冷めたように返事をする
「それじゃあ、決定だね、宮島さん達、よろしくね!」
加奈「う、うん!ありがとう!よろしくね////」
成美「よかったね、加奈!大鷲くんと一緒のグループになれて!大鷲くん背は小さいけど、顔は美少年だから結構うちのクラスに人気だよね〜他の女子達も一緒のグループになりたがってたみたいだし」
席に着いた島田は前にいる宮島にコソコソと話しかける
加奈「ぇぇええ///そんなんじゃないよぉ///なっ、成美だって山口君と一緒になれてよかったじゃん!」
————————————-