• テキストサイズ

恋愛シチュエーション

第4章 後輩君編


「でも、波留君がいてくれて良かった (精神的に) 」と言うと、彼はさっきまでの虚ろな瞳とは打って変わって、キラキラと目を輝かせる。


「ほんとに!? 俺、七瀬先輩の役に立った?」

「うん、とっても。」



彼は「へへっ」と髪を触りながらはにかみ笑いになる。

まるでブンブンと尻尾を振る柴犬みたい。

・・・君は天使か。



微笑ましく見ていると、何を思ったのか、いきなり彼の顔が近づく。

思わず目をつむると、まぶたに柔らかな感触。


何が起きたのかわからず、パチパチと瞬きをする。


目の前には満面の笑顔の彼が。






「涙が消える、おまじない♪」




「~~~~~~~~~~~~~っ!!」



・・・訂正。 彼は天然タラシのようです。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーEND
/ 32ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp