第4章 後輩君編
お化け屋敷ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
只今、絶賛絶叫中・・・・・・
「いやいやいやいや、無理だってええええ!!」
「うわああっ! ちょ、七瀬先輩、俺の手離したらダメだかんな!!」
「離さないよ! いやむしろ離せないよ!!」
何故か部活の罰ゲームでお化け屋敷に挑戦するハメに。
何だコレ。 全然怖くないとか言ってたやつらマジ呪う。
唯一の頼りは後輩君と繋いでる右手だ。
といっても、ドキドキもクソも無いけどね。
ゾンビやら貞子やらに始終ドキドキされっぱなしなんだよ、違う意味でな!