第10章 振りむいてよサファイア【O×S】
【大野】
翔くんが、自ら両脚を広げて俺を待ってる…
その、あり得ない、夢のような光景にクラクラする。
勤勉で、慎ましくて、
清廉な翔くんのこんな姿が見られるなんてさ…
感動で、胸も、下も爆発しそうだよ(≧▽≦)
↑実際少し出たのは内緒だ
↑出たんかーい!
「…翔…入れるよ…」
「…はい…きて…ください」
この期に及んで敬語な彼が、堪らなく愛おしい…
てっかてかに膨らんでその時を待っていた『おれ』を、翔くんんにあてがった。
見ればさっき俺が付けた赤い痕が、脚の根元で小さく咲いている。
よっし!!
逸る気持ちを落ち着かせるように、小さく息を吐き出してから、俺は翔くんの中へ…
メリメリ…
いや、実際はそんな音なんかしてないんだけど。
初めて男を迎え入れる翔くんのソコは、
当然だけど、きゅうっっっと窄まって、異物の侵入を拒絶する
「…きっっつ///」
「え…あっ…ごめんな、さい…俺…」
「いいんだよ…翔くんは何も悪くないからね…俺を…感じて?」
「…智を…?感じる…?」
翔くんはそう言って、ゆっくり目を閉じた。
その綺麗な顔を見ながら腰を少し進めると、
さっきよりも、僅かだけどきつさが緩んだ
そこに、翔くんの覚悟を感じて、
何だか胸がきゅーっとなった
もう~(#^.^#)
いちいちおれを感動させんなってば…
翔くんの気持ちを無駄にしたくないからさ。
俺は少し強引に体重を掛けながら、
『おれ』を翔くんの中に押し込んでいった