第10章 振りむいてよサファイア【O×S】
【櫻井】
だぁぁぁっ…♡
もうっ…
なんてことを言わせるんですか!大野さっ…
いや…
いや、えと…さ、ささっ…さとし(>ω<〃)っ
『よくできました』なんて
ドヤ顔をキメながら近づけてきて。
そして、俺はもう…
勇気を振りしぼったドキ胸ごと
智…の腕に強く抱きしめられていた。
「…んん…んぅ、ふっ…」
大きく舌を絡め合わせてから
熱く吸い上げられると
それだけでもう
頭の中がふわっふわするのに
身体中の血流は倍速になって
再び一点をめざして爆走するのがわかる。
不意にキスがほどけて。
蕩ける思考と視線の中で
智が荷物の中から何やら引っぱり出して
ニコニコしながら戻ってくるのを見てた。
「ゲイの基本行動…っていうのかなー…」
俺に説明してくれるように。
「持ち歩いてるんだよね…コレ。
ラブローション♡男ってさ…
自分じゃ濡れてこないでしょ?」
智の視線が俺の…
アソコの辺りに向いてるのに気づいて
キュッと窄まるのを感じた。
「でも最近は全然使うことなくてさ…
使用期限、だいじょぶだよな~?」
ペリっとカバーを破ると
ギシッとベッドに乗っかってきた。
あぁぁ…
ホントに…いよいよ…いよいよ、だ。
俺はピチッと目を閉じて
指を胸の上で祈るように合わせて
ふーーーっと…大きく深呼吸し……
「…翔…」
ふわっと柔らかい智の声がして。
そっと目を開けると
近くで俺の顔を覗き込んでる優しい瞳…
「だいじょぶだよ…俺を信じて?
大好きな翔に嫌な思いなんて
絶対にさせないからさ」
もぉぉぉ…(>ω<〃)~♡
どこまでカッコいいんですかぁぁぁ…
「翔は俺の愛を感じてればいいから」
涙をこらえて
コクコクと頷くしかなくて。
「俺の愛と自慢の息子で
最高に気持ちぃ場所に連れてってあげる」
やっぱり我慢できなくて
ふふ♡って笑いながら…涙がこぼれちゃった。