第8章 麗しのタンザナイト【Ｍ×Ｏ】

「イイよ…一緒に、イコう♡」
「うん…じゃ、動くよ」

俺は、埋め込んでいた茎をゆっくりと引いた。


その刺激だけで、
全身をぞわぞわとした快感が駆け上がる


ああああ、もう、我慢できない…
むちゃくちゃに突き上げたい…

その先へ…我慢しないで、
真っ直ぐに突き進みたい…

「智…俺、優しく…できない、かも…」
「うん…そういうの、嫌いじゃ、ない…ああっ///」

智の言葉が終わるのを待ちきれず、
ギリギリまで抜いた猛りを、
再び最奥まで打ち込んだ

反動で、
上に逃げようとする痩身を抱え直し、
最初っから、深く激しく腰を送った。

「あぁ、潤…ん…んっ…やっ…」

綺麗にしなるその身体は、
汗でキラキラと光り、
ほんのりピンクに染まってきた。

なんて綺麗なんだ……

無駄のない筋肉が、
あり得ないほどの色香を放つ…

俺は夢中でその奥を穿つ。

闇雲に……
がむしゃらに突き上げる俺のに
智のソコがしっかりと絡み付き
きゅうきゅう締め上げる。


ダメだ……

早くイキたい……

俺の律動に合わせて、
ゆらゆら揺れる智の中心を握った

「…智…一緒に …」
「…潤…自分で…するよ…潤は、俺に集中…して」

熱に潤んだ瞳でそう言った彼は、
綺麗な指を、滾る自身絡み付けた。

その扇情的な光景が、
俺の欲情を更に駆り立てる。

「…潤…もっと、欲しい…奥…ちょうだい…」
「智…中で…イキ、たい…」
「いいよ…酷くしてもいい…俺…嫌いじゃない…か…あああ///」

淫らな言葉で強請る智が堪らなくて、
一気に奥を突き上げた


結合部から漏れる、
くちゅくちゅという卑猥な水音が、
俺の思考を奪って、
もう何も考えられなくなる……

智の細くて綺麗な指が、
俺のリズムに合わせて、
尖端をくるくると撫で……
茎を扱くスピードをあげた。


…………なんて、やらしいんだ……

こんなに興奮したことは、
生まれて初めてだ……