第8章 麗しのタンザナイト【M×O】
【智】
いやいやいや……
ちょっと待てって…この展開(*゚∀゚*)。
突っ込むとか突っ込まれるとか(〃ノωノ)
それもめっちゃ大事ではあるけれどもww
まず……
俺と潤くん…
さっき想いが通じ合った、よな…?
なんかさー…
外野の侵入で余韻が……イマイチだったけど?
思い切って全てをオープンにしたら
それが…潤くんに届いて……
『俺もあなたが好きです』
マジでぇっ(>ω<〃)?
ニノと雅紀に気持ちいことされて
勢いで言っちゃったりしてない~?
もしくは…
あまりに美味しいバイトを手放したくなくて
俺に合わせようとしてくれ……
だぁぁっ(>0< )!
なわけっ(>0< )!
俺の潤くんが
そんな不義理なことするはず…っ…
でも…
でもさ…っ?
思わずそんなこと考えちゃうくらい
いきなりで…夢のようだったんだもん…
意識してたのは
てっきり俺だけだと思ってたから。
一体…いつから潤くんは俺のこと…?
それに…コイツら(。ー`ωー)…
まるで俺の気持ちとか
こうなることとか
わかってたみたいな感じじゃねーか…
「そりゃあ~わかるでしょ!」
「そんだけダダ漏れだったら」
「…へっ?」
唐突に俺の心の声に返事があって。
俺から離れていった雅紀が
今度はニノの横に立って…
さり気に肩を抱いちゃってる。
「ダダ漏れ…?」
「何がですか?」
俺と潤くんが
よくわからん…という声を出したら。
「「はぁぁぁ…(。ー`ωー)」」
二人は思い切り脱力して
どデカいため息を吐き出した。
「おじさんだけじゃなく…」
「潤くんまでニブチンだったか…」
そう言いながら
面白そうに目を細めて。
「まぁ…だからこその…」
「お芝居だったんだけどね( *^艸^)」
「へ?…お芝居~?」
「なんの…ための…?」
俺たちのすっとぼけたような声に
またまた二人は…ガクッと肩を落とした。
もう~……
なんなんだよぉ~(*゚◇゚)……