第7章 悶々ガーネット【N×S】
ままままさかのっ…
プラトニックラーーブっ(>ω<〃)!
ニノにあのヨロコビを
教えてやれないどころか
俺もっ…
愛する人と一緒に昇りつめるという
あの最大級のシアワセを
もう永遠に味わうことが
できなくなるってこと……(*゚◇゚)マジカ……
俺の悪い予感を後押しするように
今夜も甘いムードを軽くスルーしたニノが
ニコニコしながら
限定アイスを運んでくる。
ニノに勇気が出るのを
待つと決めた俺だけど……
それはあくまでも
ニノに『いつかは…』っていう
気持ちがあることが前提なわけで。
キスで大いに昂らされて
カテンコテンになるものの
行き先が見当たらず
毎回不完全燃焼を続けることになったら……
俺の息子は
病気になっちゃうかもしれない…(。ー`ωー)
内心そんな焦りを感じながらも
俺は務めて冷静さを保とうとしていた。
「お~、濃厚!やっぱこれが一番だよな~」
ニノがこういう
『一緒にいるだけで幸せ♡』的な時間が好きなら
少なくとも今はがっつくべきじゃない…
ニノがどういうつもりか
まだよくわからないけど
もう少しゆっくり
愛を育んでから考えていく…
それでいいんじゃないかって
改めて再確認しようと……
…してるそばから。
何やら感じる…熱い視線……
俺がアイスを食べるのを
ニノがジーーッと見てるんだ。
特に…口元を……
……(*゚∀゚*)え……
……ニノ?
もしかして……
その気に…なりそう……なのか?
マジでぇ…(≧▽≦)っ?
↑待つと決めたクセに嬉しそうなヤツww