• テキストサイズ

Jewelry♢ボックス【気象系BL】

第7章 悶々ガーネット【N×S】




あいつマジだったらどうしよう?
なんて首を捻った。


……俺、やっぱロ翔ちゃんのこと…

この人のこと抱きたい…


俺が踏み込んでいけない…
先に進めないでいる訳……

それはさ、
俺と翔ちゃんの思い描く『その先』の違い…


突っ込んで話したことないけど、
翔ちゃんは恐らく、俺を抱きたい、
と思っている…んじゃないかな?

んで、俺も何となくそうなるんだろうな…
って思っていた。

付き合い始めた時は、だ。


でも、恋人目線で彼のことを見る様になって、
改めて知った櫻井翔の別の顔…

本人は絶対に気付いてないだろうけど、

男なら…

そっちに興味がある男なら誰でもきっと、
この人のこと組み敷いてみたいって、
そう思うんじゃないかな?

捕食される側の小動物のみたいな、
追いつめられて怯えた目を、見て見たい……


俺の中の雄の部分が、
そこは譲れないんだって、そう叫んでいる…


気付かなかったその気持ちが、
日を追うごとに俺の中で大きく膨らんで、

翔ちゃんと一つになりたい気持ちの正体は、
彼を貫きたいという衝動だったと分かってしまったんだ。


………それを伝えられるのか?俺…


俺を抱くことを信じて疑わない彼に、

俺……


「お~、濃厚!やっぱこれが一番だよな~」

そう言いながら、取り寄せた北海道のアイスクリームを口に運ぶ翔ちゃん。

スプーンを口から出す時のその舌遣いを、
再びロックオンの俺…


何つ~色気だよ……(≧▽≦)

あの舌で、
俺のジュニアを……くまなく…


「ニノ?早く食べないと融けちゃうよ~?」

「えっ?ああ…うん…
だけど~、これは融け始めが旨いんだって!」


甘い甘いキスの後、
ふたりで仲良くアイスを食べて…


やっぱり今日はこのまま寝ようかな…

翔ちゃんの方から、
俺に抱かれたいって、そう思ってくれれば
話は早いんだけど…(^^;

そんなの難しいのかな~…


/ 727ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp