第5章 復活アメジスト【S×M】
「あぁっ、しょおく、んっ…気持ちぃっ…
あっ、やぁっ…それもっ、気持ちぃよぉっっ…」
倒れてきた翔くんが
背中をキツめに吸い上げたから
自然に後ろがキュンと締まって
オレノが倍速で充血していく。
何ヶ所もチリリと噛まれたり…吸われたり。
激しく突き上げながらの
自分のだと言わんばかりのマーキングに
俺の全てが…
翔くんのものになる。
翔くん色に染まってく。
「…んやっ…あっ、ねぇ…出ちゃうぅ…っ」
「俺もだっ(>ω<〃)…一緒に…飛ぼなっ?」
シーツを握りしめる俺の手に
翔くんの片手が重なってきたから
手のひらを返してキュッと握り合う。
「…あっ、ダメぇっ…」
もう片方はオレノをキュッと…
「潤っ…いくよっ?」
必死で
コクコクと頷きながら。
うん……うんっ……連れてって?
一緒に…
どこまでも一緒に行くから。
超高速で熱い塊を打ち込まれて
甘い大きなうねりが近づいてきて…
溶け合う二人を…一気に押し上げた。
「…はぁっ…じゅっ、んんっ…」
「翔くんっ…しょ、ぉっ…ふぁぁっっ…」
弾け飛んだ視界の向こうに
ぼんやり佇んでるあの頃の俺らが見えて…
大丈夫…(^-^)
お前ら、未来で…
またひとつになれっから…(〃▽〃)♡
そう…心の中でつぶやいて。
俺は甘い余韻の中で
ゆっくりと意識を手放していった。