第5章 復活アメジスト【S×M】
【松本】
なんか…ww
俺も翔くんも
妙に焦っちゃって…
中学生みたいに
ワタワタしたのがおかしくて…(^^;
だって…
だってさ…っ
いきなり『寝室いこ』とか言う?
いきなり『膝に乗れ』とか誘う?
そりゃもちろん
俺もそうしたいんだよ?
嬉しくてたまんないよ?
つか…
今日って…どんな日なのよ(〃ノωノ)
こんなにスルスルと
幸せに潜りこんでいって…いいの?
ホントに100%現実だって…信じていい?
突然『ドッキリ』のカード持った人が
トイレから現れたりしない?
突然アラームが鳴って叩き起されて
はい、全部夢でした~♪とか、ならない?
ちゃぽーん……
誘われたお風呂で
そんなこと考えてたら。
「…潤?…なに考えてる?」
湯船の中で後ろから抱きしめてる翔くんが
かぷり…と首筋に歯を立てた。
「…ぁ、んっ……もう…不意打ちやめてよ…」
「だってずっと黙ってるから…なに、照れてんの?」
「て、照れてるよっ…照れくさいですよっ…それに…」
「それに…?」
「…いいのかな、って……こ、こんなに急に…」
「急に?」
「………」
「…じゅーん…?」
「………………幸せになっちゃって…(〃ノωノ)」
「…だぁぁぁぁっ(>ω<〃)もうっ!」
いきなり翔くんが
ガバッとキツく抱きしめてくるから
お湯がザバザバと音を立てる。
「わわわっ…な、なにっ?」
「お前~(≧∇≦*)そんなに可愛かったっけ~?」
「可愛いわけ…っ」
「んーにゃ…可愛い♡たまんねー//∇//)」
「ちょっ、翔く……んんっ…」
顎を掴まれて振り向かされて
唇を塞がれた。
ホントに…
なんつー日なんだ……