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Jewelry♢ボックス【気象系BL】

第5章 復活アメジスト【S×M】



なんか…

心地よく
チカラが抜けちゃって(^-^)。

なんの焦りも気負いもない
ホンモノの恋人同士…

それを思うと
ふわふわと気持ちがいい(*´`)♪

「…嫌か?」

背中に回された腕に
またギュッと力が入って

首筋にチュ…チュ…と
熱い唇が押し当てられる。

「…お前を…抱きたい…」

あぁ…もう(>ω<〃)ズルいよ…
そんな低音ボイスを耳元で…

嫌なわけ…ないんだから!

「『部屋、汚すなよ!』って…さっき大野さんが…」

ちょっと牽制球を投げてみる。

「あぁん?じゃ、シーツなら汚していいってことだろ」
「と、盗聴マイクとか…仕込んであったら?」
「隠しカメラとかも…あるかもな(*^^)」
「えぇっ?…や、やだな…」
「いいじゃん!先輩のセックス、見せつけてやろ♪」
「セ、セ…ッ…」

言葉に詰まった俺が
翔くんの胸の中で身体を硬くすると

ベリっ…

肩を掴まれて引っぺがされた。

「ごめんっ、潤っ(>ω<〃)ダメだ、俺もう…っ」

苦しそうに微笑む翔くんに顎を掴まれ
むちゅ…とくちづけられて。

手を引かれて廊下に出る。

少し焦りつつも
心の中は幸せとドキドキが山盛りに詰まってて。

男らしく前を歩く翔くんの手を
ギュッと握りながら…歩いて……

玄関近くのドアを開けたら

一人用にしちゃやけにデカいベッドが
ドドーンと鎮座していた。

ちょっち照れくさくて
二人で顔を見合わせて少し笑って。

ポスンと先に腰かけた翔くんが
枕元にあるナニカを見つけた。

引き寄せると…小さなカゴ?

…の中に( ̄∇ ̄*)。

真新しいローションのボトルと
ゴムのパックが…10個くらい…

可愛くちんまりと詰められてて

ご丁寧にメモまで添えられてある。

女子かよっ…ww


『おめでとー!お幸せに!』←多分これは相葉くん。

『生ハメ…隠しカメラで見守ってます』←ニノね…

『お願いだからゴムつけて』←ぶふっ!大野さん…


もう……みんな……(〃ノωノ)

目の奥がジンとしてきたのを隠すつもりで
ちょっと大げさに笑ったら。

「潤……おいで?」

目の前の翔くんが
ポンポンと…膝を叩いた。


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