• テキストサイズ

Jewelry♢ボックス【気象系BL】

第4章 琥珀色の恋【A×N】


【MASAKI】

愛しい塊を胸にしっかりと抱き締め、
幸せな香りを、思いっきり吸い込むと、
俺は気付いてしまった……

跨がるニノの、
丁度ドンピシャの場所……

ワクワクしてるじゃじゃ丸に……(;・ω・)

デニム履いててよかったぁー(≧▽≦)

これなら気付かれずに、済むかもしれ…


「……あのさぁ…」

ニノの声が、抱き締めてるから
後頭部辺りでボソボソ響く。

「ん?な、なに〜?」

「さっきから、俺のケツをさ、押してるんだよね〜……硬いやつが……」

「え?えっっ!!ええぇ―――っ////」

俺は思わずニノの身体を突き飛ばした。


「痛ってぇ~…ひどいな~(^^;」
ニノは後ろに尻もちをついて、お尻を擦った。

「あっ!ごめん!!大丈夫!?」
「大丈夫じゃないわ!」

そう言いながらニノは優しい顔で笑っている。

よかった~!でも……


「…ねえ、何で分かったの?」
「何でって、そりゃ分かるっしょ!」

もう~///ヾ(≧▽≦)ノ恥ずかしい///

両手で顔を覆うと、ニノは、

「あのさ…俺たちって………
やっぱいいや!!」

言い始めたくせに、言わない…

顔を背けたその首筋が、
ドンドン赤くなっていくのを見て、俺…
分かってしまった。

ニノが聞きたかったこと…
多分、アレ…だよな~?


所謂、『俺たちの、ソウイウコトについて』だよな?


「あのさ、今日は思いつき、っていうか、勢いっていうか、何にも考えないでここに来ちゃったからさ…」

「…そんなの、いつもでしょ~?」

「酷っ///…あ、そうじゃなくって。
あの、何にも準備してないから…今度までに、その~…いろいろ揃えておくし…勉強してくるから…」

すると急に、ニノの脚が、俺の脇腹に飛んできた。

「痛っ!!何すんだよ~」

ニノは顔まで真っ赤になって、

「あいばか!!スケベ!何考えてんだよ!アホ!!」

悪態を並べ立てたニノ…
その顔があんまり可愛くって、思わず抱き締めると、

俺のことを、上目遣いで俺を睨んで、

「このスケベ野郎が…」
と言った。

/ 727ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp