第3章 ブルートパーズの束縛【O×N】
「…んぅんんっ…」
噛みついたニノの身体が大きく跳ねて
ローテーブルをガタンっと蹴った。
「ちょっ…大野さ…っ…」
怯えたようなその声に
ますます煽られる…っ
逃げていく体をグイッと引き戻して
顎や首筋を強く吸って…
見慣れない飾りボタンの付いたシャツの
胸元に指を滑り込ませて
思いきり引きちぎった。
「…あっ、やぁぁっ!」
見開かれたニノの瞳を見つめながら
ハーハーと肩で息をする。
体中から湧き上がる
恐ろしいほどのエネルギー…
身体の変化に加えて
嫉妬という別のパワーがくっついてんだから
今夜の俺は…最強だぜっ(//∇//)♡♡
↑最悪の間違いでは…ww
「…大野さん、やだっ…」
俺の一瞬の脱力を逃さず
ニノが急いで体を離して
飛びのきながら立ち上がって。
「俺、ヤだから…こんな…こんなの…っ」
苦しそうな顔をして
リビングから逃げるように出ていった。
でも…
俺は全然焦んない。
ニノは帰らないから。
寝室で待ってるから。
普通のセックスでも
ドMなとこ、あるもんな?
俺に蹂躙されんの
好きだもんな?
それがいつもより
更にビースト入ってんだぜ?
疼きまくってるに
決まってんだろ(≧∇≦*)♡♡
滾る身体も気持ちも抑えつつ
俺もゆっくり立ち上がって
寝室を目指す。
邪魔なTシャツは
廊下で脱いで捨てた。
ニノは…
寝室のベッドに
チョコンと腰かけていて。
破れたシャツは脱いで
裸の上半身を不安そうに抱きしめてる。
「あ、あの…大野さ…」
その揺れる瞳が
むちゃくちゃ唆るんだよっ( ̄∇ ̄*)
「怖いのは、ヤだ…っ」
「ふーっ、ふーっ…」
「フツーに抱いて…?」
「はーっ、はーっ…」
ニノの目の前で下半身を露わにすると
その目が見開かれる。
「…なに、それぇ…(>ω<〃)♡」
俺は無言でニノを押し倒すと
両手を頭の上でひとつにまとめて
シーツに押し付け
それからゆっくりと
胸の上に跨った。
「…ぁ……ぃゃ……」
怯えた瞳のニノの目の前には
猛り狂ったいつもよりデカい俺の塊…
「カズ…可愛がってやる♡♡」
俺はニヤリと笑って
その筋の浮き出た赤黒い棒を
ゆっくりニノの口の中に
押し込んでいった。