• テキストサイズ

《HQ》真夏の条件 〜夢短編集・夏〜

第8章 【烏養】恋は罪ですか?_ss [R18]★





「あ゛ー、、、ダメだな、コレ。すぐイクわ。」

「気持ちいいの?」

「最高に。は?」

「、、、ずっと繋がっていたいって思う。」


珍しく切なそうな顔をする彼女の頬を撫でる。


「俺も。」


年の差だとか、大人とか子供とか、二人の間にはそんな邪魔な言葉はいつだって存在しない。

そこにあるのは、
俺とと抱きしめられる分の愛情だけ。

何度も挿れているせいか締め付けも程よく、あまり抵抗力のないその身体を俺は再び揺らす。


「んっ、、ぁ、、イイとこばっか、、んんっ、、」


甘い喘ぎ声に誘われて、腰を深く沈めた時だった。



ガタンッ



突然の物音に俺たちは息を止める。







愛に溺れた織女と牽牛は重い重い罰を受ける。

それがどんなに清く美しい想いだとしても。許させることのない愛はこの世界には溢れていてーーー。




俺はの手を強く握りしめた。




遠く窓の外で瞬く七夕の星たちは、
皮肉な程に綺麗だった。


fin.

/ 283ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp