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《HQ》真夏の条件 〜夢短編集・夏〜
第30章 【孤爪】幼馴染の先。[R18]
冷たかった研磨の舌がすっかり元の温度に戻った頃、私たちは唇を離した。
「ねえ、?言う気になった?」
手の甲で口元を拭きながら私に問う研磨。
私を見つめるその瞳からす、と目をそらすと、私は言葉を吐き出した。
「降参。
認める。
私、研磨が好き。」
その言葉を聞いた研磨は、唇を弧にして
笑った。
end
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