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《HQ》真夏の条件 〜夢短編集・夏〜

第24章 【孤爪】その雫をひと舐め [R18]★




ギシッーーー


私が頷くのを見て、研磨は履いていたズボンと下着を脱ぎ捨てる。いきり勃った男の人のソレを始めて目の当たりにして、無意識に構えてしまう。

(あ、あんな大きいの、、、入るの!?)


「、力抜いて。」

「う、、、あ、うん、ゴメン。」


知らず知らずのうちに全身が強張っていたみたいで、私は深呼吸をしてなんとか力を抜くように努める。でも、研磨が両脚を抱えて秘部にソレをあてがうと、どうしても力が入ってしまってどうにもならない。


「緊張してる?」


私の顔を覗き込む研磨のサラリとした髪を伝って、時折汗がポタポタと落ちてくる。


「痛かったらゴメン。」

「、、、、、、うん。」


金色の毛先が私の頬を撫でる感覚の後に、柔らかいものが私の唇を塞ぐ。

ちゅ、、、くちゅ、、ちゅぷ、、ちゅ、、、

侵入してくる長い研磨舌。
弄られる口内。

張り詰めていた緊張が熱で溶け出すのを合図に、下半身に鈍い痛みが走って私はハッとした。


「入った、、、、痛い?」

「ん、、、なんか、苦しい感じ。」

「じゃあ、動くよ。」


(私、、、今研磨と繋がってるんだ、、、)

そう考えると、少しの痛みなんてどうでも良かった。


黄色い二つのビー玉みたいな目が、
私だけを見つめている。

ゲームでもボールでもなくて、
私だけを。





「ねぇ、研磨、、、、私の事、好き?」


「うん。、、まぁ、、普通に。」




ベタベタになって
ひと塊りになって。

私たちは、この日初めて恋人になれたような気がした。




fin.


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