第19章 【北】marble★

ちゅ、、、くちゅ、、くちゅ、、、
ちゅぷ、、、くちゅ、、、、

舌を絡めると、二つの味のアイスはとろけて混ざり合い、二人の口の中に広がる。

(、、、、、、これはアカンな、、止められへんやんか、、こんなん、、)

の柔らかい舌が俺の中を暴いていく。背中に回された腕の力は次第に強くなり、気付けば彼女の身体にぴったりと密着して抱き合っていた。


ただ衝動のままに。
熱くて深いキスは続く。



探り合うようにーーー。

求め合うようにーーー。



カップの中に残ったアイスと同じように
俺たちは溶けて、混ざり合った。



fin.