• テキストサイズ

《HQ》真夏の条件 〜夢短編集・夏〜

第18章 【黒尾】ちょこれーとあいす




そしてのりきった午後とバレー部のマネージャー業。

「クロ!先にいってるね!」

「おう。すぐいくー。チョコのこととなると早いねぇは。」

いつもはクロの自主練を待ち、一緒に帰っている。
けれど、今日はそんな時間はない。
今日のお楽しみを早く見つけにいかなくちゃ!

私は汗を拭くクロに一声かけて、駄菓子屋までダッシュした。


………が、

「………え………?ない?」

「ちゃんごめんねぇ、夏は溶けちゃうからおいてないのよ。」

「いいのいいの!おばちゃんのせいじゃないし!」

駄菓子屋にて、いつものチョコのある場所へいくと、一個もなかった。
確かに、冷房のきかない昔ながらの駄菓子屋にチョコなんておいていたら…
今日の私のように事件がおきてしまう。


/ 283ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp