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お気に入り 【黒執事】

第17章 1日


「…」


走って帰るか…それとも雨がやむまで待つか…。

そんなことを考えている時だった。目の前で馬車が止まった。


「あれ?こんなところで…何してるの?」

「!?…」


怖い……。


「あ…アロイス…さん…?」


金髪の人と、黒い髪の眼鏡をかけている執事。


「あっ、ねぇ、雨がやむまで俺の屋敷においでよ。ちょうど俺も帰るところだからさ。」

「え…で…でも…。」

「いいからいいから…!」


強制的に馬車に乗せられ、アロイスの屋敷に連れて行かれてしまった。
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