• テキストサイズ

小サキ白イ鬼ノ子

第2章 新人審神者




審神者とはなんなのかを説明されて、なんとなく理解した。

けど、なんで僕なんだろう。ここにあったラジオは、


「審神者って人気職ですよね〜。僕も一度はなってみたかったですよ」


って話していたような気がする


僕「なんで僕なんですか……?審神者って人気なんでしょ?」

明仁「それは君に霊力っていう大きい力を持っているからだよ。確かに、簡単に成れるようなものでは無いけど、君は髪に選ばれた様なものなんだ。」

宗教????

少し疑うような顔をしていると、頭をワシャワシャと撫でられた。

文人「ま、行ってみたらわかるって。ガキはここにずっと外の世界を見ずに生きていくのか。」


外の世界…
確かに、ずっと行ってみたかった。
塀の向こうで楽しそうに学校?に行く人の声、女の人の笑い声とか色々聞こえていた。
なのに、僕は出られない。いや、出ては行けなかった。


僕「行きたい。外の世界を見てみたい!!!」


とても楽しそうな世界だと、それを望んでいいのだと
蜘蛛の糸を掴んだ。
/ 7ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp