第2章 新人審神者
ピンポーン、ピンポーン
遠くの方でインターホンが鳴る音が聞こえる。
客人が来たのだろうか、複数の足音がだんだん近く音と祖父達の罵声が聞こえる。
ん??近く足音と祖父の罵声??
政府の人①「こんにちは。柚弥クン?であってるかな」
柚「うん。あってるよ。お兄さんは誰??」
確認がとれたのか目の前にいる二人の大人は顔を見合わせ頷く。
政府の人②「僕らは時の政府っていう役人でね。君を迎えに来たんだよ。」
政府の人①「君は審神者になってもらいたくて来たんだ」
後ろで祖父が怒鳴り散らかす
祖父「お前ら!!こいつを連れて行くならお金おいていけよ!!育てたのはワシらなのだからな!」
政府の人①「はい。こちらをどうぞ。」
その、政府の人?っていう人が、うち胸ポケットから紙切れを一枚祖父に渡す。
祖父はその紙を見ると、見たことの無い笑顔で、
祖父「勝手に連れて行け」
と足取り軽く母屋へと向かった。