第14章 一旦休憩
黄瀬side
ロビーのソファでくつろいでる俺。
紗絵っちのさっきの表情…
あれは、いつも俺たちに見せてくれてる顔じゃなかったっス。
恋してる女の子の顔だった。
あの状況からすると、多分、相手は
青峰っち。
青峰っちか…ちょっと納得いかないなー。
まっ、誰だろうと俺以外の奴は納得いかないっスけどね(笑)
本気で頑張ろ俺。
紗絵「涼太ー!行こー!」
向こうに笑顔で手を振って、俺を呼んでる紗絵っち。
黄瀬「今、行くっスー!」
あの顔を絶対、俺に向かせるっスから、
覚悟しとくんスよ、紗絵っち!